感動の医療漫画「プラタナスの実」感想

プラタナスの実1巻
ワンターパパ
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みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

感動する医療漫画「プラタナスの実」1・2巻を読んだので、感想

を書いていきます!

概要

こちらの作品は、「ビックコミックスピリッツ」に連載されている小児医療漫画です。

現在、5巻まで発売されています。

作者は、「東元 俊哉」さんで、代表作は、あのタイムリープ漫画 の「テセウスの船」です。

下記は、公式サイトで、試し読みできるリンクです。

https://bigcomicbros.net/work/34641/

登場人物(ちょいネタバレあり)

鈴懸 真心(すずかけ まこ)小児科医

髪型が特徴的なおかっぱ。ユーチューブをやってる。ちょっと変わっているけど、優しい。

両親も医者。父親との確執があり、何年も連絡をとっていない。兄も医者だが、こちらも音信不通。

鈴懸 吾郎(すずかけ ごろう)小児外科医

元は大病院の病院長だった。真心とは絶縁状態だった。北海道で新たな小児科をやることになり、真心に手紙を送ってくる。

あらすじ(ネタバレあり)

基本的には、小児科の医師である主人公が、子どもを治療していく話です。

しかし、もう一つのテーマが、主人公の父親、家族をめぐる物語が進行していきます。

主人公の父親は、大病院の病院長で、経営重視だったので、不採算部門だった小児科をつぶします。

その小児科は、主人公の優しかった母親が医師として働いていたのです。

また、母親が病気で亡くなったことから、確執が徹底的になったようで、何年も連絡をとってなかったようです。

ある時、父親から、「北海道で小児科をやる。会いたい。」といった内容の手紙を貰います。

そして、会いに行くーといった内容でした。

見どころ・感想(ネタバレあり)

泣けるヒューマンドラマ

私がこれまで見てきた医療漫画とかは、どちらかというと凄腕の医師がそのスキルでどんな外科手術もこなすみたいなのが多かった気がします。

しかし、こちらの漫画は、あくまで患者である子どもとその家族に焦点を当てたヒューマンドラマです。

主人公の真心は、子どもの目線にたって優しく接するのはもちろん、家族の気持ちをおそろかにせず、しっかりと寄り添います。

特に母親は、子どものこととなると、自分を責めてしまいがちですが、優しい母親を亡くした真心は、絶対に母親を責めたりせず、「お母さんの気づき」のおかけで子どもは助かったと声をかけます。

泣かせるわー。

子どもを持つ親ならきっとこの漫画に感動し、共感してしまうでしょう。

小児医療の難しさに気づく

漫画の中でも主人公が言うのですが、「子どもは言葉で伝えるのが下手。嘘もつくし、自分の痛みや辛さを伝える言葉を持ち合わせていない。だから、小児医療は難しい。」

1話でも子どもが母親に迷惑をかけてはいけないと、腹痛を我慢するといういじらしさから、症状が悪化してしまうというシーンが出てきます。

いやー本当に色々と勉強になりました。

真心の過去と父親との確執

あらすじでも書いたように、この漫画では、同じ医師である父親との確執がテーマとなっています。

優しかった小児科医だった母親が何度も出てきますし、病気で亡くなったことも分かってきます。

また、父親も改心しており、患者さんやその家族のために寄り添う現場の医療に目を向けています。

この確執がどうなっていくのか?また、兄もちらっと2巻の終わりに出てきますので、どう影響していくのか楽しみです。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

私は「テセウスの船」が面白かったので、この作品を手に取ってみました。

そして読んでみたら、感動で涙が出るくらいにいい漫画でした。

子育て中の方もこれからの方も、そして子育てが終わった方も勉強になりますし、共感できる漫画ですので、ぜひ、読んでみてください!

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