熱血漫画「メダリスト」1巻感想

メダリスト1巻
ワンダーパパ
ワンダーパパ

みなさん、こんにちは!

本日は、熱血漫画「メダリスト」を読んだので、感想を書いています!

概要

この作品は、フィギアスケートの漫画で、「月刊アフタヌーン」に掲載されています。

作者は、「つるま いかだ」さんで、なんと、この作品がデビュー作だそうです。

デビュー作でこのクオリティなんて、スゴ過ぎる!

以下、アフタヌーンの公式ページで試し読み出来きます。

https://comic-days.com/episode/13933686331653168477

あらすじ

経済的な理由で、現役選手への夢を諦めた「司」が、親にスケートを反対されている主人公の女の子に出会う。

かつて、夢を追いかけたくても追えなかった自分を独学でスケートテクニックを身につけた主人公「いのり」に重ねた司は、主人公に「リンクに賭ける執念」を見出し、コーチを申し出る。

そして、師弟関係となった二人は、二人三脚でフィギアの世界に旋風を起こすーといった内容です。

登場人物

結束 いのり(ゆいつか いのり)(11歳)

ドジで同級生からもからかわれている。親からスケートをすることを反対されている。

しかし、スケートに賭ける情熱は、人一倍ある。

明浦路 司(あけうらじ つかさ)(26歳)

アイススケートで全日本に出場するが、アイスショーのオーディションに落ち続ける。

過去に経済的な理由でスケートが出来なくて、コンプレックスを持っている。

見どころ・感想(ネタバレあり)

フィギアスケートの現実が知れる

テレビでファイギアスケートを何気なく見てました。

まあ、お金がかかるんだろうなとか、小さいうちから始めないとメダル取れないんだろうなとは思っていましたが、やはり結構厳しいんですね。

スケートの世界では、メダリストを目指すなら5歳までに始めないといけないとか、習い事にかける時間も費用も他と比べ物にならないということが知れました。

司が熱い男

自分と主人公を重ね合わせた司が、主人公のいのりの親に「スケートをやらせましょう!」と説得する場面があるのですが、この場面に一番感動しました。

熱いです!熱すぎます!!

主人公が勉強も何も出来ない自分でも誇れるものが欲しいと「スケートをやりたいんだ!」と涙ながらに熱い気持ちを親にぶつけます。

すると、司もこれはかつてのスケートがやりたくてもできなかった自分だと感じ、「スケートをやらせてあげたい!」という気持ちが止めどなく溢れてきます。

そして、いのりの親に「自分がコーチをするから、やらせて欲しい!」と伝えるのですが、その熱く溢れる気持ちが1コマ、1コマの運びや表情から凄く感情が読者にも伝わってきて、本当にジーンとしました。

素晴らしい師弟愛

いのりが、勇気を出して、「金メダルが取れる人に絶対なりたい!だから手伝って欲しい。」とお願いする場面があるのですが、それを茶化すでもなく、はぐらかすでもなく真正面から受け止めます。

そして、「必ず素晴らしい選手にする」と約束します。

きちんと子どもに目線を合わせて約束する様子は、本当に素晴らしいなと思いました。

コーチと選手ってこういう師弟愛から成り立っているんだなと知らされました。

Twitterをされている方の反応

まとめ

今まで何気なく見ていたフィギアスケートですが、知れば知るほど奥深い世界なんですね。

何かを目指している熱い人やそれを応援する熱い姿って感動しますね。

絵も凄く上手で、見せ場ごとに引き込まれてしまいました。

氷も溶けるような熱い師弟愛漫画を御所望ならば、ぜひ、この「メダリスト」要チェックです!

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