

みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。
本日は、面白いタイムリープ漫画「湖底のひまわり」を読みましたので、ご紹介します。
概要
この作品は、「ビックコミック」で連載されている作品で、2023年3月に1巻が発売されました。
作者は、「石川 優吾」さんで、代表作に「スプライト」や「BABEL」等があります。
以下は、試し読みが出来る「小学館コミック」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。
https://shogakukan-comic.jp/book?isbn=9784098615988
あらすじ
猛暑による異常渇水で、湖底に沈んでいたかつての集落、青旗村が姿を現した。その村の出身だった主人公・拓郎は、かつてダム建設による廃村直前に、同級生が行方不明になった事件を思い出し、湖へ向かう。
「小学館コミック」ホームページより引用
湖に到着した拓郎は懐かしさから干上がった湖へと降りていくのだが、
目前に広がるひまわり畑を抜けると…
そこは、廃村直前の1995年だった!!
大人の心を持ったまま、1995年当時の子供として過ごすことになっ拓郎は、行方不明になった友達の運命を変えることができるのか…!?
過去と現在が交錯する、ノスタルジック・ファンタジー開幕!!
登場人物
戸草 拓郎(とぐさ たくろう):主人公
出版社で働く記者。ひょんなことから、小学生の頃にタイムリープしてしまう。
見どころ・感想など(ネタバレあり)
タイムリープしたらスーパーヒーローに
この作品、久々の正統派タイムリープ漫画でかつ設定を工夫した感じがしました。
というのも、大人の頭脳を持ったまま過去に戻り、大人ならではの知識と体力もそのまま大人なのです!
どういうことかというと、タイムリープしたのは、小学生の頃ですが、自分は大人のまま。
しかし、周りには子どもの頃の自分に見えているので、同級生からしたら、急に頭脳は明晰に、運動神経はずば抜けて見えてスーパーヒーローになったように感じるのでした。
ここら辺は、結構読んでて爽快感がありました。
大人ならではの視点で同級生を救う
主人公は、子どもの頃の記憶が曖昧になってきていたのですが、とこどころで当時の記憶を思い出して、悪い結末になる状況を回避しようとします。
タイムリープものでは、過去を変えてしまうと反動が来るパターンが多いのですが、こちらの作品ではそうはならず、大人であることがそのままアドバンテージとなっています。
それにより、当時は知り得なかった「大人の事情」なども見えてきて、同級生を救うことが出来るようになります。
それは、「虐待」だったり「貧困」だったりの色々な「家庭の事情」でもあります。
今度こそ後悔したくないという熱い想い
この物語、あらすじにあるように、登場する主要キャラが現代では行方不明となっています。
また、故郷はダムの底に沈んでしまうのです。
その後悔を2度としない為に、過去を変えようと熱く、泥臭く、体当たりで望みます。
そのことが、私の大好きな「僕だけがいない街」のような感じで好きでした。
1巻の終わりも非常に気になる引きで、早くも2巻を読みたい気持ちでいっぱいです。
Twitterでの反応
『湖底のひまわり』
— 城西太一郎 (@johsei07255891) April 11, 2023
湖底に沈んだ故郷の青旗村を取材に訪れた拓郎が、廃村寸前の1995年に突然戻ってしまったことから物語が始まります。大人の視点を通じて、子どもの時にはわからなかった事情などを浮かび上がらせているのは面白いです。拓郎がこれからどう新しく切り開いていくのか気になります。 pic.twitter.com/Ubmt97xOvf
『湖底のひまわり』1読了!
— アラエリ (@ARAERI2022) April 7, 2023
湖底へと沈んでしまった故郷で大人になった主人公がタイムスリップして当時失踪してしまった同級生達に出会う話。
閉鎖的な村ってなぜか独特の雰囲気があるよね。
読んでしまったら、子供達がどうなるのかむっちゃ気になる!
『僕だけが…』を思い出しつつ次巻楽しみ。 pic.twitter.com/H84PfDl8EE
『湖底のひまわり』第1巻を、読みました。普段読まないビックコミック、偶々立ち読みして知り。過去移動し大人視点で子供時代の友達だとか親、先生を見、そして見えてくるもの。着眼点の妙、キャラの造形、構成の確かさ。絵も好きなタイプで、本当に先が楽しみです。生きる支えがひとつできました。
— 佐々木広治 (@K_SENNTAROU) April 15, 2023
まとめ
いかがだったでしょうか?
いやー久々にかなり好みの作品を見つけてしまいました!
あな嬉しやーこれだから、漫画はやめられませんねー!!
一期一会の漫画との出会いに感謝。皆さんもぜひ、読んでみて下さいね。