面白いラブコメ漫画「この復讐にギャルはいらない」感想

この復讐にギャルはいらない
ワンダーパパ
ワンダーパパ

みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、「この復讐にギャルはいらない」を読みましたので、ご紹介します!

概要

こちらの作品は、「ヤングアニマル」で連載されていて、2023年1月に1巻が発売されました。

作者は、「まの瀬」さんです。他作品として「顔がこの世に向いてない。」があります。

下記は、試し読みできる「ヤングアニマル」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://www.younganimal.com/title/?id=71

あらすじ

温もりを知らずに生きてきた孤独な殺し屋・橿原ノゾミ。
自らを育てた“ファミリー”を裏切り、教室の隅が定位置の地味な高校生として日々を送っていたが、 クラスのギャル・新宮レオナを不良から助けたことがきっかけで、なぜかぐいぐい距離を詰められることに。
慣れないギャルとの交流に、橿原は彼女が自分を狙う刺客なのではないかと疑いを持つ。
果たして新宮さんは刺客なのか、それとも――⁉

ヤングアニマルホームページより引用

登場人物(ネタバレあり)

橿原 ノゾミ(かしはら のぞみ):主人公

両親を殺され、ファミリーに拾われて「殺し屋」として育てられる。その為、温もりを知らずに孤独に生きてきた。性格はすごく卑屈で、ネガティブ。しかし、身体能力がずば抜けている。ファミリーから抜けた為、追っ手の刺客を恐れている。主人公は、コードネーム「プリティ・ボーイ」。

新宮 レオナ(しんぐう れおな):ヒロイン

金髪ギャル。明るく、可愛い。スクールカースト上位。チンピラに絡まれているところを主人公に助けられ、以後、何かと主人公に絡むようになる。一人称は、「あーし」。

見どころ・感想等(ネタバレあり)

疑う気持ちと惹かれる気持ち

この作品は、殺し屋の主人公が、グイグイと距離を詰めてくるヒロインの新宮さんを元所属していた組織の刺客なのではないかと疑って行動するのですが、それが逆に紳士的に写ってしまい、気に入られるというギャップが面白いです。

例えば、一緒に喫茶店に行くことになるのですが、

・窓際は狙撃されるから先に座らせる → ソファー席に座らせてくれる、優しい

・毒を疑い、相手が食べるまで待つ → 映え用の写真撮るまで待っててくれた、優しい

・イチゴに毒を盛られているかも、あげる → 好きなイチゴくれた、優しい

という具合に殺し屋として慎重な行動がどんどんと新宮さんには好印象になってしまいます。

そして、それ以降もことあるごとに優しくしてくるヒロインに「刺客かも知れない!でも・・・」葛藤しながらも心が惹かれていく様が良いですね!

また、読者からしても、弁当を作ってくれたり、誕生日を祝ってくれたりと好きになる要素満点なんですよーおっさんも思わずトゥンクっすわ。

なのにこれで「本当に刺客でしたー」とかいう展開だったら、エグすぎる!と思いました。

登場人物がインパクト大

この話、一見するとちょっと変わった設定のラブコメだと思われがちですが、インパクトがあるクセが強いキャラが出てきて面白いです。

例えば、新宮さんの友達の諏訪さんというキャラは、バレない様に隠れる場面で物音をごまかす為に主人公が猫の鳴き真似をしたところ、体が反応したといきなりタケモトピアノの歌を歌い始めます。

それで主人公は、殺し屋特有の首に「トン」の手刀で黙らせます。

ヒロインも冷静に「なんだタケモトピアノか」と言って主人公等がいると気づきません。

なんだタケモトピアノかじゃねーだろ!

このぶっ壊れ展開には、不覚にも笑ってしまいました!!

しっかし、最後に登場の本当の刺客もぶっ壊れ過ぎー

他の漫画小ネタがいい

この卑屈でネガティブな主人公ですが、イマジナリーフレンドがいて、ぼやっと影が出てくるのですが、もろに「名探偵コナン」・・・。

また、コナンに出てくる犯人が誰か分からない時の「黒い人」が出てきたり、ドラゴンボールネタが出てきたりします。チャパ王とか。クソ重い服を脱ぐと強くなるとか。

しまいには、主人公がコナンの同人漫画を描いているという話も出てくるし・・・

コナンとかドラゴンボールなど漫画が好きな方には嬉しい小ネタもあって面白く読めます!

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

Twitterでフォローしている方のお勧めツイートを見て即買いしてしまったこの漫画ですが、読んで大正解でした。

可愛い絵柄にラブコメ要素、そして、笑えるところと他の漫画小ネタと自分の好きな要素がいっぱいあって「当たり」でした。

上記が好きなら、きっとハマると思います。ぜひ、読んでみて下さい。

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