面白い設定の迫力バトル漫画「戦車椅子-TANK CHAIR-」感想

戦車椅子1巻
ワンダーパパ
ワンダーパパ

みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、「戦車椅子」を読みましたので、ご紹介します。

概要

こちらの作品は、「マガジンポケット」で連載されている作品で、2023年1月に1巻が発売されています。作者は、「やしろ学」さんです。

以下は、試し読み出来る「コミックDAYS」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://comic-days.com/episode/316190247054535994

あらすじ

妹を銃弾から守ったことで意識戻らぬ身となってしまった最強の殺し屋・平良凪(たいらなぎ)。しかし彼は”殺意”を向けられると、わずかな時間だけ意識が戻る特殊体質の持ち主だった!

完全覚醒を果たすため、今日も凪は改造車椅子で強敵達との”リハビリ”を始める――!

鬼才・やしろ学が描くバイオレンス・リハビリ・アクションここに開幕――ッ!!

コミックDAYSより引用

登場人物

平良 凪(たいら なぎ):主人公

元最強と言われた殺し屋。しかし、落ちこぼれの妹を守ろうと、庇って頭に受傷。車椅子となる。しかも、通常は意識がない。殺意を向けられた時のみ意識が戻る。また、強い殺意ほどパワーが増す能力を持っている。

平良 静(たいら しずか):なぎの妹

おかっぱで軽い性格。兄への殺意を向けさせることで、意識を取り戻させる為、殺しの仲介人をしている。殺しの腕は、良くないが兄想い。しかし、兄を覚醒させる為に本気の殺意を向ける関係。

見どころ・感想等(ネタバレあり)

健気で狂った関係の兄妹

この作品の面白いところは、まず、主人公が車椅子でしかも植物人間状態にあるというところです。

しかし、「殺意」にのみにしか反応しない為、妹は強い敵を探して兄を殺させようとします。

また、目覚めさせる為、目覚まし時計の代わりにナイフを向けるのです。

そして、いつか「完璧な殺意」によって元通りになることを信じているのです。

つまり「殺意」=「薬」と言うことなんですね。

なんて、健気で狂った関係でしょうか?

兄のことを想う為に兄を殺させようとする、兄に殺意を向けるとは!

そして、色々と日常的なことを話したいのに、殺意のパワーが切れてしまい、植物状態に戻ってしまうのです。もうこの時点でこの漫画面白いーと思いました。

確かな画力と迫力あるバトル

次にこの作品は、凄く画力が高く、車椅子でのバトルも大変迫力があります!!

車椅子でジグザクに走行したり、回転して敵を切り裂く様が流れるように読めてまるでアニメを見ている様でした。

また、メカや背景など細かく書き込まれていて、この荒廃した殺伐とした世界観にどっぷりとハマれました。

徐々に明らかになる兄妹の過去

初めは、依頼を受け標的を倒す話でしたが、3話目から、いよいよ物語が動き出します。

兄妹二人は、「学園」と呼ばれる世界中から連れて来られたこどもを「殺し屋を育てる機関」で教育を受けていたのです。

そして、一番優秀だった兄の凪は落ちこぼれだった妹を連れて脱出を図っていたのでした。

なぜ学園を逃げ出さねばならなかったのか?

なぜ苗字を変えたのか等まだまだ謎がいっぱいありそうで、今後も面白くなりそうな雰囲気です。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

2023年上旬に発売されたこちらの作品、発売されるやいないやTwitterでも色んな方が読んでいて面白そうと思っていました。

実際、読んでみて、絵の旨さや植物人間で車椅子なのに殺意によって蘇るなんて世界観にこりゃ面白いと思いました。

2023年3月発売予定の2巻も楽しみです。

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