面白い自伝漫画「自伝板垣恵介自衛隊秘録」感想

自伝板垣恵介自衛隊秘録
ワンダーパパ
ワンダーパパ

みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、刃牙シリーズの生みの親板垣先生の自伝漫画

「自伝板垣恵介自衛隊秘録」をご紹介します。

概要

こちらの作品は、「週刊チャンピオン」に不定期掲載されたものをまとめて2023年1月6日に発売されたものです。
作者は、「刃牙」シリーズの作者である「板垣恵介」先生です。
ご自身が自衛隊に入隊されていたころの話を4つまとめてあります。
刃牙シリーズが好きなら・・・読むしかないッツ!!!

以下は、試し読み出来る「秋田書店」ホームページのアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://www.akitashoten.co.jp/comics/4253290035

あらすじ(ネタバレあり)

板垣恵介先生の実体験に基づく「習志野第一空挺団」での話です。
大まかには、「行軍」と言って、富士山の周りを100キロ歩いた話や車で移動の際におしっこを漏らした話、落下傘で降下した時の話、そして最近チャンピオンに掲載されて話題となった「性欲」を克服しようとした話が掲載されています。

登場人物

板垣 恵介:主人公

言わずと知れた「刃牙」シリーズの生みの親。北海道釧路市出身。少林寺拳法黒帯。
陸上自衛隊「空挺団」に約5年所属。アマチュアボクシングもしていた。

見どころ・感想など(ネタバレあり)

自衛隊の厳しさが知れる

この作品、板垣先生の自伝で実体験だけあって、一昔前ではありますが、自衛隊の厳しさを知ることが出来ます。

特に重い装備を背負っての行軍の話等は、初っ端から「自衛隊の訓練ってこんなことやるんだ。凄すぎる!」という感想でした。

私も大学生の時にサークルで夜を徹して何十キロか歩くというイベントに参加したことがありますが、最後には足の感覚が麻痺して膝がガクガクしてました。初めて「膝が笑う」というのを経験して嫌になりました。

この話は、それが3日も続き、しかも重装備で100キロとかやべぇ!
巻末に「ぱやぱやくん」との対談が掲載されているのですが、「そりゃ、幻覚も見るわ!」と思いました。

恥ずかしい話も赤裸々

まず持って、この漫画自伝の割に「赤裸々」過ぎます!
おしっこを移動時に我慢できず漏らした話はともかくとして、性欲を克服しようとした話は「公開しちゃって良いのかッツ・・・!?」って思いました。

というのも、「全身がチ○ポと化す!!!」とか実際、訓練で使われる空挺団のシンボルのような「降下塔」の下で射○した話とかは結構あけすけでした。(もう時効だとはいえ)

また、娘さんは『BEASTARS』や『SANDA』の作者「板垣巴留」先生なのですが、恥ずかしくないのかとか勝手に心配してしまいました。(まあ、巴留は顔出ししてないようだが)

でも面白い

上記のようなもの全部ひっくるめて、話として面白いし、読んでよかったと思いました。刃牙もそうですが、やっぱり漫画として読ませるのが上手いんですよね。

それでいて、赤裸々であけすけなところが良かった。
色んなことから逃げてきたからこそ、自衛隊の一番厳しいところに入ったというストーリーも良かったですね。

また、自衛隊で苦しい思いをされたからこそ、その経験を生かした漫画家生活があられたのだろうと思いました。

それに、実際に自衛隊の方が苦しい訓練をされているからこそ、この国の防衛や災害救助などが成り立っているのですからね。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

Twitterでチャンピオンの禁欲の話の画像が流れてきて興味を持ったこの作品ですが、実際に読んでみて面白かったです。

このような経験の上で、刃牙シリーズって出来ているんだなーと感慨深いところもあり、おっしこ漏らす話も禁欲の話も大真面目で逆に笑ってしまいました。

刃牙を読んだことがある方もない方も、ぜひ、読んでみて下さい。
板垣先生の人となりが知れるかも知れません。

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