妖怪とのほのぼのコメディ漫画「令和のダラさん」感想

令和のダラさん1巻
ワンダーパパ
ワンダーパパ

皆さん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、「令和のダラさん」1巻を読みましたので、

ご紹介します。

概要

こちらの作品は、11月22日に「KADOKAWA」から1巻が発売されています。

作者は、「ともつか 治臣」さんです。脳梗塞を患われていたようで、右半身麻痺からの復帰作となります。すごいです。

下記は、試し読み出来る「KADOKAWA」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://www.kadokawa.co.jp/product/322207000173/

あらすじ

ある嵐の日、土砂崩れで柵が崩壊し、
長く立入禁止されていた地に踏みこんだきょうだいは
世にも恐ろしげな怪異と出会・・・
「ワシ、一応祟り神なんじゃが!?この異形をみてなんとも思わんのか!?!?」
ちっとも動じないきょうだいは、むしろ怪異をダラさんと呼び、なついてしまい!?

怖そうで怖くない!シリアスを置きざりにした新時代のオカルト・コメディ。

「kadokawa」ホームページより引用

登場人物

屋跨斑(やまたぎ まだら):通称、ダラさん

元々は、巫女だったが、山の主の大蛇を取り込んだ怨霊となった。6本腕で、下半身が蛇。

何百年と祟り神として過ごしたが、現在は大蛇の力を制御している。三十木谷姉弟に対してはツッコミ役の常識人となっている。

三十木谷 日向(みそぎや ひなた):姉

黒髪のショートの髪で男っぽい格好をしている。霊感が強い。ダラさんの山を守ってきた一族の末裔。

三十木谷 薫(みそぎや かおる):弟

女の子の格好をして、髪を伸ばしている。霊感はない。オーストラリア人の父の血が反映し、金髪。女性的な顔。

見どころ・感想など(ネタバレあり)

ホラーかと思えばほのぼの系

この作品、ダラさんという下半身が蛇の妖怪が出てくるので、ホラーな話しかと思いきや、ダラさんとダラさんがいる山を守っている姉弟とのほのぼのする交流のコメディです。

突然現れた妖怪のダラさんを怖がるでもなく、ダラさんが全裸だったのに突っ込んだり、雨に濡れているのを見て自分が着ていたカッパを着るか聞いたりと、ダラさんもタジタジになる胆力っぷりです。

それどころか、自分達から交流しに行ってるし、もう妖怪も友達感覚なのが面白かったです。

ダラさんも少しは怖がるように脅したりするのですが、物怖じするどころか、グイグイくるところが笑えますね。

しっかし、ダラさんにブラやパンツを履かせる奔放さも凄いですね。

ダラさんの過去話も同時進行

ダラさんは、元々は、巫女で人々を困らせていた大蛇を退治する側だったのですが、姉の巫女や村の人々の裏切りにより、祟り神になってしまったのです。

その祟り神になるまでのエピソードの過去の回想が現代と一緒に進行していきます。

こっちの方は、割とシリアスでダラさんに纏わるどんなことがあったのかが分かり、姉弟にツッコむ現在のダラさんとのギャップがあって何故祟り神になったのか興味深く読み進めることが出来ます。

何だかんだで微笑ましい

ダラさんと三十木谷姉弟の交流ですが、ダラさんに飲食物を持って行って食べさせたり、衣服を作ってやったり、携帯で連絡先を交換したりと友達と接しているかのような感じで微笑ましいです。

また、ダラさんの方もまんざらでなく、姉や弟の心配をして様子を見に来たりと本当の友達のよう。

でも、本当は巫女でいて、偉い神様なので、強い力を持っているのに姉や弟から下ネタとか言われてるあたりがほっこりしていいです。

何気に巻末のおまけで、「おまけのダラさん」も面白かったです。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

こちらの作品もTwitterで色んな方が読まれていたのと、表紙のインパクトで読んでみましたが、すごく面白かったです。

一見怖いホラーものかと思いきや、妖怪と仲良くなっていく「ほっこり系」でした。

しかし、過去の話などは少し生々しく、そことのギャップも良かったです。

もし未読でしたら、読んでみてください。では。

タイトルとURLをコピーしました