

みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。
ドラマ化が決定した「往生際の意味を知れ」について
ご紹介します。
概要
こちらの作品は、「ビックコミックスピリッツ」にて連載中の作品で、2022年10月に6巻が発売されました。
作者は、「米代 恭」さんで、代表作に「あげくの果てのカノン」があります。
こちらの作品は、度々「漫画沼」や「アメトーーク」などで度々メディアで紹介されていたので、読まれている方も多いかと思います。
下記は、試し読み出来る「ビックコミックブロス」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。
https://bigcomicbros.net/work/6466/
あらすじ
主人公・市松海路(いちまつかいろ)の前に、7年前に失踪した元カノジョ・日下部日和(くさかべひより)がある日突然、現れた。
恋い焦がれ、待ち望みすぎて、元カノ教の敬虔な信徒と化していた市松だったが、彼女の無理難題な要求が明かされて…深呼吸必至の元カノ×元カレ“やり直し”ラブストーリー!!!
ビックコミックブロスホームページより一部引用
登場人物(ネタバレあり)
市松 海路(いちまつ かいろ):主人公
メガネ。T大学卒で超優秀だが、性格に難あり。彼女を主人公とした映画制作をしたところ、映画祭で受賞する。が、別れて、それ以降撮れなくなる。7年前に別れた元カノが忘れられず、毎日思い出に浸って生きている。(ただし、1ヶ月で別れているし、手を繋いだことすらない)。極端。相当なドM。日和との再会により、日和との復縁を目指す。
日下部 日和(くさかべ ひより):市松の元カノ
美人。本人を含む三姉妹を題材にした大ヒットエッセイ漫画家の娘。長女。母親への復讐の為、自分の出産記録を主人公に依頼する。しかも、妊娠の為に、主人公の「精子」のみの提供を依頼する。家庭の事情から、嘘が上手く、本当は主人公に気がある。が、悟らせない。相当なツンデレ。
日下部 由紀:くさかべ ゆき):日和の母親
黒髪ロング。いつもローブを着ている。まるで魔女。大ヒット漫画家。目的のためなら、殺人といえども手段を問わない、ホンマもんのサイコパス。自身の漫画の為なら、家族をも犠牲にする。が、結構狡猾。
見どころ・感想など(ネタバレあり)
初めからぶっ飛ぶエキセントリックさ
この物語は、別れた彼女を思い続ける「元カノと結婚したい主人公」が出てきて読者をドン引きさせます。
まず、主人公は、手すら握ったことのない1ヶ月だけ付き合った彼女を忘れられず、7年間も思い続ける恋に恋する少女のよう。しかも、毎日自分が記録した映画を流して話しかけるような生活を送り、いつか自分の元に戻ってくることを夢見ているなんて一歩間違うとストーカー気質。
しかし、その後、その元カノが出てきて2度ビックリさせられます!
何と!自分の「出産記録」を映像して撮って欲しい。さらには妊娠の為に「精子」が欲しいと言うのです。
しかも、別に恋愛的なものは求めてなくて、純粋に精子をカップに入れろと言うのです。
まずこの時点で、そうか1巻の「ヒロインが持っていたのは、精子だったのか」と思い出します。
そして、このぶっ飛んだ設定にあっけに取られました。本当にインパクト大でした!!
読み進める内にやっと「母親への復讐」の為に妊娠を望んでいることや、母親の目を自分に向ける為の妊娠とみんなを守る為に日和が嘘をついていることが分かってきます。
とんでもない登場人物ばかり
この物語に登場する人物は、みんなエキセントリックでトリッキーな行動をするとんでもない人ばかりです。
しかし、やはり1番とんでもないのは、日和の母の「日下部 由紀」でしょう。
成功した漫画家として、金や名声など欲しいがままのはずなのに、本当に目的を果たす為には何でもやりやがります!
漫画のネタの為には、平気で嘘を描き、家族の感情はお構いなし。
それどころか、話題に為に三女に毒を盛り、病気にする。マインドコントロールをする。
次に、嘘をつく、被害者じみた演技をする、携帯にGPSを入れる等々、完全なる毒親で全てが予想の斜め上を行くサイコパスさ。
本当に悪役としてむかつきが止まらなくなります。
気になる怒涛の展開
そして、日和もみんなを母親から守り、傷つけたくないという気持ちはあるものの、思いつきで行動して周りを振り回します。その最たるものが、上記の「妊娠計画」です。
だけど、読み進める内に日和だけでなく、主人公も突拍子もない行動をしでかしまくります。
こいつらマジか。マンションから飛び降りたり、命がいくつあっても足らんわ。あまりの登場人物のはちゃめちゃさに読者の方が、感情をぶん回され続けます。
しんどいけど、続きが気になってしまう怒涛の展開が続き、一気に最新刊の6巻を読んでしまいました。
Twitterでの反応
#往生際の意味を知れ
— じゃのめりんご🛡🐇⚔🦎 (@RINGONOMEDAMA) October 28, 2022
この作品の「最悪なのに面白い」っていう独特の感覚、何なのでしょうね
登場人物の言動に嫌悪感を覚えることも少なくないのに、絶対「なんやこの漫画‼︎ もう読まへん‼︎」とは思わない
むしろ「ここで終わるな……続き……はよ……」ってなっちゃう
……マジでドラマやんの?
『往生際の意味を知れ!』って読むたびにお前は絶対に幸せになれないよと突きつけられる呪いの書だと思ってるんですけど、定期的に希望をほのめかされるので本当に困る(訳:新刊もよかったなあ)
— 結 (@xxxjyururixxx) October 28, 2022
『往生際の意味を知れ!』
— ナカタニエイト (@nkyut) October 30, 2022
出てくる人出てくる人、相変わらず最高に気持ち悪いんだけど、なぜこうも読み進めてしまうのか。今回も物凄く気持ち悪くて胸糞でヤバかった。この話の行く末は一体どこに着地するのか、しないのか……ミステリーなのかホラーなのかサイコなのか恋愛なのか。#推しマンガ pic.twitter.com/FQhQ4Q1Ca4
まとめ
如何だったでしょうか?
以前から結構、メディアで紹介されていたこの作品。読んではいましたが、6巻が出たことで再度読み返しました!
気がついたら、単行本を紙で5巻まで持っているのに6巻を早く読みたくて、電子でポチってしまった・・・。
やっぱり、この作品、上記ツイートにもあるように読んでる時は辛いけど、早く続きを知りたくなりますね。もし、未読でしたら、ぜひ、読んでみて下さい。見事に揃えたくなります。では。