秘湯巡りのオムニバス漫画「野湯ガール」感想

野湯ガール1巻
ワンダーパパ
ワンダーパパ

みなさん、こんにちは!本日は、完結した秘湯オムニバス漫画

「野湯ガール」を完結の3巻まで読みましたのでご紹介します。

概要

こちらの作品は、WEBの「やわらかスピリッツ」にて連載されていました。

2022年10月12日発売の3巻で完結しています。

原作は、「今際の国のアリス」の「麻生 羽呂」さん、作画を「村上海賊の娘」の「吉田 史朗」さんが担当されています。以下は、試し読み出来る「やわらかスピリッツ」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://yawaspi.com/noyugirl/

あらすじ

追い求めるは、ただ一つの至福「野湯」〈のゆ〉。それは、大自然の中に人知れず湧き出している天然の温泉。そんな野湯を愛してやまないヒロイン・大鷹ヒバリは、今日も山を越え、氷の壁を登り、洞窟に潜りながら、湯けむり頼りに日本全国北へ南へ進み続ける。すべては大自然の試練を越えた先にある、極上の開放感に浴するために――――!

やわらかスピリッツホームページより引用

登場人物

大鷹 ヒバリ:主人公

ロング髪の女性。趣味は、「野湯めぐり」。もともとは、エックススポーツという危険と隣り合わせのスポーツをしていた。現在は、怪我の為、引退している。通常は、喫茶店で働いている。雪山で偶然見つけた温泉で「野湯」の魅力に取り憑かれた。

見どころ・感想など(ネタバレあり)

ジャンルが新しい

こちらの作品、今までに私が読んだことない新しいジャンルでした。

なんせ、毎回「野湯」という野良温泉を探して入るというオムニバス形式の話だもの・・・凄いですわ!

しかも、主人公が訪ねて行く日本の野湯は、県名まで出てて実在する野湯の様です。

それに若くて綺麗な女性が単身で全裸で入りに行くだと?!現実では、なかなかないような所に惹かれました。(1話では、全裸でガスマスクのところを登山者に見られてます)

また、この主人公、ヤバめのガスが出ている所には1巻表紙の様にガスマスクをつけて行くし、洞窟の中も行くし、2巻では海の中の海底までダイビングするわで本当のキワモノ好き。

いやーなんか今年読んだ「鍋で弾丸を受けながら」の様な異様さと面白さを感じました!

各話の終わりに作中の情報をまとめてくれている「ひばりの湯ンチク」も良いですね。

主人公が前向きで良い

主人公は、雪山でスノーボードをしていて、崖から転落し、両足を骨折してしまいます。

懸命のリハビリをして復帰を目指すのですが、痛みと恐怖心で以前のようなパフォーマンスが出来ず、失意のどん底に。
今まで、エックススポーツに賭けてきただけに、その虚無感も凄そうでした。

しかし、そんな時に彼女を救ったのが、「野湯」だったのです。偶然に雪山で見つけた野湯に入った彼女は心を救われ、その魅力に取りつかれてしまったというわけです。
すごく前向きな彼女の姿に元気をもらいました

また、毎回、執念で野湯に入り、「今日もまた私は、自然と湯と一つだー」という決り文句も良いですね。
常人では、踏み込めないような場所に行けるのもエックススポーツをやっていた彼女ならではなんでしょうね。

仲間を得て新たな境地へ

今までは、休日に野湯を探して日本中を駆け巡っていることをお店の同僚などに秘密にしていましたが、一緒に温泉に行ってくれた同僚が、野湯に興味を示してくれたおかげで、一緒に新たな前人未到の野湯を探すことにします。

果たして、自分が見つけた新しい野湯に入ることが出来るのかー

ここからは、本作を読んで見てください。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

3巻が2022年10月に発売しかも完結ということで、気になって読んだこちらの作品。

絵も上手いし、変わったジャンルで惹かれました!自分で前人未到の野湯を探すという話になって行き、また俄然面白くなっただけに、完結は残念

でも、短くても十分に楽しめました。まだ未読の方、面白いですよ、読んでみて下さい。

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