熱い王道ロボット漫画「スノウボールアース」感想

スノウボールアース1巻
ワンダーパパ
ワンダーパパ

皆さん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、「スノウボールアース」を読んだら、熱くて

面白い漫画だったので、ご紹介します!

概要

こちらの作品は、「月刊スピリッツ!」にて連載中で、2022年8月に4巻が発売されたばかりです。

作者は、「辻次 夕日郎」さんで、こちらがデビュー作です。

以下は試し読みできる「ビックコミックブロスネット」のホームページです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://bigcomicbros.net/work/40701/

あらすじ(ネタバレあり)

主人公は、自爆ロボとして開発されたスノウマン=「ユキオ」に乗り込みわずか9歳で宇宙から飛来する謎の銀河怪獣を倒す。

それから、「救世主」として祭り上げられた鉄男は、怪獣との決戦に臨むが敗れ、スノウマンは自爆。なんとか逃げ延びた地球は、氷の星となっていたーという内容です。

宇宙より飛来する、未知の生命体――!!

人類の危機を救うのは、一人の少年・流鏑馬鉄男(やぶさめてつお)と一体のロボットに委ねられた…!! 

そして地球は、驚愕の世界へと変貌し…!?

「ビックコミックブロスネット」ホームページより引用

登場人物(ネタバレあり)

流鏑馬 鉄男(やぶさめ てつお):主人公

わずか9歳にてロボットを操縦し、敵を殲滅。その後、「救世主」として謎の怪獣との戦いを強いられる。すごい情報分析力により、次々と怪獣を撃破する。天才で勇敢。しかし、それに反して、学校も行かず、訓練や戦いに明け暮れコミュ障となる。友達がいない。

スノウマン:鉄男が操るロボット(自分で考えて行動も可能)

ロボットだが、鉄男の一番の理解者でパートナー。怪獣を殲滅する力を持つ。主に剣などの武器を使う。鉄男に友達がいないことを気にかけている。鉄男は、「ユキオ」と読んでいる。(スノウマンと言う名前だから?)自爆したかと思われたが、データをバックアップし、生き延びていた。

乃木 蒼(のぎ あお):ミシマ・モールの経理課長味方。

ロングの髪。「人間の大地」という人間の知識を引き換えに炎を操る鳥の形状をした味方の怪獣を使う。筋を通すサバサバした性格。甘いもの好き。いつもこっそりとモールを抜け出して探索している。

E-RDE(エルデ):国際組織

かつて鉄男が所属していた地球を守るための国際組織。

大佐:E-RDEの灯のボス

片目は義眼。眼帯をしている。愛を知らずに育ち、救世主になりたかった。鉄男の代わりになる子供を育てる。鉄男を恨む。自身も接近戦を得意とする「師の剣」(ヘラクレス)という怪獣を従え、とんでも無い異能力を使う。

E-RDEの灯(ヴェルデのひ)

優秀な子供を集めて、鉄男の次の救世主を生み出すために作られた元々はEーRDEのいち組織。全員が、怪獣を従え、異能力を使う。大佐は、この計画が頓挫したことで、鉄男に恨みを持つ。

見どころ・感想など

ロボットと人間のタッグがいい

私は、ロボットものに疎いのですが、ロボットに乗り込んで戦う漫画やアニメってどちらかというと、ガンダム等、人間は操縦のみというのが定石だと思うのですが、こちらの作品ではロボットと友情を育んでおり、バディといして相談しながら戦います。

ここもこの物語の魅力じゃないでしょうか。

また、もともと「ユキオ」は自爆ロボとして鉄男の父に開発されたようで、自爆から救う為に鉄男が乗り込んで銀河怪獣を倒したところから始まります。

しかし、決戦では味方がやられ、多勢に不勢で敵に囲まれて、地球を守るためにユキオ(最終形態)が自爆するシーンが描かれています。

ここでユキオは、鉄男と何気ない会話でお互いの友情を確認した後、ただの爆弾の自分をバディの「ユキオ」にしてくれたとして自爆する前に脱出させます。

自分の夢は、鉄男が「日常に戻って、ただ幸せな人生を送ること」と言って。

もう、このシーンだけで、鉄男とユキオの友情と信頼にめちゃウルウル来ました。

超能力と怪獣を使った緊迫のバトル

この物語では、人間の頭脳というソフトの「操縦士」(ピローティア)と怪獣の肉体というハードが揃った時、怪獣が異能力を発揮できます。

ミシマ・モールを守る怪味方の怪獣の「人間の大地」が使う「炎」だったり、瞬間移動など様々です。

しかし、主人公はあくまで状況分析力とロボットの操縦能力の超スピードでいくつもの次の手を考えて対抗します。

このバトルが凄く緊迫感があって面白かったです。

特に4巻ではとんでも無い能力を使う敵と戦うのですが、その攻略が本当に読んでいてハラハラ、ドキドキで手に汗を握りました!(詳しくは、伏せておきますが、大佐とのバトルです)

さすが主人公と言いたくなる活躍やユキオとの信頼と連携が良く、熱い展開でした。

主人公の成長

主人公は、学校もろくに行かず、訓練と敵との戦いに明け暮れていたので、コミュニケーション能力が絶望的でした。

しかし、心では、友達が欲しいと願っています。(友達を作るハウツー本で勉強している)

そして、実際に仲間が出来きたことで自信がつき、敵との会話や和平交渉も試みます。

そのことで戸惑ったり、傷ついたりしますが、徐々に人として成長していく様子が本当に読んでてグッと来ます。(特に大佐とのやりとり)

やっぱり、完全無比の主人公よりも欠点があって、そこをストーリーを追うごとに補完するように成長していく主人公の方が共感でき、物語として良いなーと思いました。

Twitterでの反応

まとめ

如何でしたでしょうか?

Twitterでフォロワーの方がよく読まれていたので、読んでみたところ、とても熱い展開で、面白かったです。

1巻を読んだら、読む手が止まらず、あっという間に最新刊の4巻まで読んでしまいました。

5巻からは、新展開になりそうで、これからも読みたいなと思いました!

ぜひ、未読の方は読んでみて下さい。

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