おじさん必見ニヤニヤ漫画「スーパー裏でヤニ吸うふたり」感想

スーパー裏でヤニ吸うふたり
ワンダーパパ
ワンダーパパ

皆さん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、おじさん必見のニヤニヤ漫画「スーパーの裏でヤニ吸うふたり」

を読みましたので、ご紹介します。

概要

こちらの作品は、もともと作者の「地主」さんが、自身のTwitterで投稿していた「スーパの裏でヤニ吸う話」を改題して発売したものです。(2022年8月25日に発売です。)

同時に「月刊ビックガンガン」で連載がスタートしています。下記は、試し読み出来る「月刊ビックガンガン」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://magazine.jp.square-enix.com/biggangan/introduction/yanisuu/

あらすじ

社畜街道をひた走る、くたびれ中年男性の佐々木。彼のひそやかな癒しといえば、日ごろから愛煙する煙草と、行きつけのスーパーで働く女性店員 山田さんのにこやかな接客くらい。

仕事に疲れたある夜、癒しを求めてスーパーに向かうが、目当ての山田さんはおらず、今どき煙草を吸える場所もなし…。

意気消沈した佐々木に「ここなら吸える」と声をかけてきたのは、すこし奇抜な服装をした田山という女性だった――。

月刊ビックガンガン公式ホームページより引用

登場人物

佐々木:主人公

ブラック企業に勤めている。くたびれた40代のおっさん。仕事帰りにスーパーに寄って買い物をしている。唯一の癒しは、2番レジでレジ打ちをしている「山田」さん。スーパーの裏でタバコを吸おうとして私服の「山田」に出会う。天然。鈍い。でも、優しくて分別がある。

山田:同時に「田山」でもある

美人。笑顔がいい。レジ打ちの時は、髪をまとめてショートっぽくしている。働いている時は、清楚系。でも、私服は、パンクっぽい。スーパーの裏で一服している時に佐々木に出会うが、「山田」であることに気づいていなかったので、「田山」と名乗る。タバコ仲間として佐々木と交流が始まる。24歳。田山の時はツンデレ。

見どころ・感想など

中年の希望の星

まず、この話は「中年の希望の星」であると声を大にして言いたい!!

主人公の佐々木さんは、私と同じ40代で上からも下からも挟まれる年代で、いつも辛いことがあって、くたびれたサラリーマンなのだが、分別ある態度とその「天然さ」からスーパーでレジ打ちをする20代の田中さん(実際には「田山」さんの方)とタバコ仲間として交流をするうちに心を掴んで行くのだ。

そもそも自分を鈍くないと思っていないところが可愛いのであります。

そして、かくゆう私も同じ初老のおっさんであり、仕事では若い子に話題で着いていけてなく、相手にされてないので、こういう話は本当に希望であり、癒しとなりますね。キリッ!

田山さんのツンデレがたまんない

そして、この作品の魅力は、「田中さん」と「田山さん」とういう同一人物でありながら、仕事モードで見せる清楚で明るい「田中さん」としての一面とプライベートで見せる田山としての少し斜に構えたパンク娘であって、ツンデレ娘という二律背反のギャップであります。

もうね、そのツンデレ娘が見せるおっさんの佐々木との交流で少しずつ距離が縮まる感じが、これまたおっさんの心にキュンキュンきます!

その距離の縮まり方も擦れてなくて純で最高っです。

自分でもキモいぐらいにニヤニヤしながら、読ませてもらいましたよ、ええ。

私自身、タバコは止めて長くなりますが、こういうタバコタイムでの異人種交流があるは存じております。

こういう話は、羨ましいです。本当に。いっちょ、オラも参戦すっか!(禁煙パイポを咥えながら)

正体がバレないかハラハラ

佐々木は、鈍いので、田山の正体が「田中」さんとは気づいていない。

しかし、田山は気づいてもらいたい気持ちもある。

もちろん、佐々木は、ギャップがあっても自分を嫌いにならないことは分かっている。

そんな田山目線で読むとちょっと切なくて面白いです。いわゆる「むずキュン」ですね。

それから、おまけで、「0本目」が掲載されてるのですが、実は佐々木と田中は前に出会っていたという話で、こちらも良かったですー。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

こちらの作品、Twitterから始まった作品で単行本になったようですが、面白かったです。

思わず、ハイテンションになってしまいました!

世の中の中年の皆さん、ぜひ、読みましょう!そして癒されましょう。

ブラックな世の中を乗り切る為に。(就業中にニヤニヤしながら)

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