山口つばさの面白い短編集「ヌードモデル」感想

山口つばさ短編集「ヌードモデル」
ワンダーパパ
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みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、ブルーピリオドの作者「山口つばさ」さんの短編集

「ヌードモデル」を読みましたので、ご紹介します。

概要

こちらの作品は、「ブルーピリオド」の作者「山口つばさ」さんによる初の短編集です。

2022年8月23日に発売しました。

以下、試し読みが出来る「講談社コミックプラス」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000368209

作者について

下記の通り、この「ヌードモデル」はデビュー作品なんですね。初めて知りました。

東京都出身。東京藝術大学卒業後、2014年に月刊アフタヌーンの新人賞「四季賞」で受賞を果たし、増刊good!アフタヌーン2015年5号にて読み切り『ヌードモデル』でデビュー。2016年にアニメーション監督・新海誠氏の作品『彼女と彼女の猫』のコミカライズで初連載。『ブルーピリオド』は月刊アフタヌーン2017年8月号から連載開始。第1巻発売から注目を集め、 「マンガ大賞2019」第3位、「このマンガがすごい! 2019」(宝島社)オトコ編第4位、「みんなが喜ぶTSUTAYAコミック大賞2018ネクストブレイク部門」大賞、第2回「マンガ新聞大賞」第3位、「マンガ大賞2020」第1位、講談社漫画賞総合部門を受賞。電球が大好きでアクセサリーなど種々収集中。

講談社コミックプラスホームページより引用

内容

下記に記載の通り、3つの短編が読めます。「神屋」は「前編」「後編」に分かれています。

アートに打ち込む若者の熱さを描き、話題を呼んだ超人気作『ブルーピリオド』山口つばさの原点にして新境地!

ひとり美術に打ち込むクラスの変わり者・夏目と罰ゲームで彼女を落とすためヌードモデルに手を挙げた男子高校生・百瀬の交流を描いた表題作のほか、女性のふりをするいたずらで承認欲求を満たす矢田が事件に巻き込まれる「おんなのこ」、吸血症のホストに出会った自己評価の低い女医の物語「神屋」の3編を収録。性と生きづらさなど、山口つばさの『ブルーピリオド』に通じるところと、まったく別の表現を堪能できる初めての短編集です。

講談社コミックプラスホームページより引用

感想・見どころ等(少しネタバレあり)

ブルーピリオドと違った色んな魅力にハマる

「アニメ化」や「ブルーピリオド展」と今ノリに乗っている作者の初短編集ということで、読んでみました。(まず表紙がいい雰囲気出してますね)

どの作品も「エロス」が入っているのですが、「ヌードモデル」は、エロスもそこまでなく、どちらかというと不良と絵画に本気な女の子の淡い心の交流で青春っぽくていいなと思いました。

しかし、次の「おんなのこ」は、周りにチヤホヤされて思春期男子特有のノリで調子に乗った主人公が、女性蔑視からの自分も怖い体験をしてーという内容で少しダークで重めでした

そして、最後の「神屋」は血が怖い医師が、吸血症(吸血鬼っぽい病気)の怪しくも妖艶なホストにハマって行くというファンタジーとちょっとサスペンスっぽい話で、上・下編あり、意外と読み応えと不思議な魅力と怖さがあって、私はこれが一番面白かったです!

とにかく、どの話もブルーピリオドとは違った魅力に溢れていて、読んで良かったと満足できました

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

山口つばさ先生の初の短編集ということで、「ブルーピリオド」も読んでいるので読んでみました。

上記の方も書かれている様にブルーピリオドでは味わえないダークさエロさが味わえて買ってよかったなと思いました!

今、短くて読み応えがある面白い漫画をお探しなら、オススメです!!

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