神話と任侠のアウトロー漫画「イリオス」感想

ワンダーパパ
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みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、神話✖️任侠の面白い漫画「イリオス」1巻を読みましたので、

ご紹介します。

概要

こちらの作品は、2022年4月より「ヤングジャンプ」にて連載されている作品です。
作者は、「円成寺 真己」さんで、2022年8月に1巻が発売されています。
作者の他の作品は、「魔風が吹く」があります。

下記は、ためし読み出来る「となりのヤングジャンプ」のアドレスです。ぜひ、読んでみて下さい。

https://tonarinoyj.jp/episode/3269754496858071701

あらすじ

アウトローヒーロー叙事詩、開幕!!

亀松組の亀山パリスは、パーティーで出会った朱維屋会の幹部の妻・エレネを連れ去っ

てしまう。激怒した朱維屋会は、パリスを追うために“半神”と呼ばれる男・アキレ

スを呼び出し…。

となりのヤングジャンプホームページより引用

登場人物

亀山 パリス:主人公

伊莉雄会(いりおすかい)の会長の息子。不遜で、物怖じしないタイプ。美形。先を読む力が半端ない。

アキレス:半神

サングラスに短パンのキテレツな人物。しかし、運動神経が人間離れしており、「半神」として恐れられている。アカイヤ屋会に雇われていて、主人公が襲われる。

エレネ:奴狙(ねめら)の妻

ヤクザの娘。美形。ネメラから色々なものを与えられる代わりに自由を制限されている。主人公が目をつけ、連れ出す。

奴狙 オサム(ねめら おさむ):朱維屋会の幹部ヤクザ

ツルピカハゲ。妻がエレネ。パリスをパーティで侮辱するが、パリスから、妻を奪われ「ぴくんィきい!」という奇声を上げて激怒し、部下の目をえぐる。

伊莉雄会(いりおすかい):九州の巨大勢力ヤクザ

朱維屋会(あかいやかい):関東の日本最大勢力のヤクザ

見どころ・感想など

神話+ヤクザもの=面白い

この作品、何気に歴史ものと任侠ものをかけ合わせた物語です。
歴史はあまり詳しくないですが、いわゆる「トロイの木馬」で有名なギリシャ神話の「トロイア戦争」の物語「イリアス」をもとに現代版の任侠ものとして置き換えてあります。

この設定が面白いです。

なので、元ネタを知っているとより楽しめると思います。
例えば、「イリアス」では、パリスは、トロイア戦争のきっかけを作った王子で、メネラーオスの妻であるヘレネーを奪ったためにトロイア戦争は起きたのです。

どうでしょう?あらすじを見てもらうと分かる通り、ほぼそのままの名前が出てきてますね?

もちろん、違っている点もあり、本来のアキレスは、アキレウスでイリアスの主人公であり、最強の英雄です。

これから元の神話をもとにどういう風にアレンジしていくのか楽しみです。

主人公が魅力的

パリスは、見た目は、全然ヤクザっぽくなくて、優男っていった方がしっくりくる美形男子ですが、その怖いもの知らずな不遜なところや先を見通す力があり魅力的です。

国も勝利も女も全て手に入れようという野心や敵の思惑を見抜く力もあるだけでなく、エレネの心を手に入れる為、敵の陣地に乗り込み、相手を口説き落とすなどずば抜けた度胸や能力を持っているなと思いました。

また、五感の能力が常人よりあるようで、特に聴力が突出しています。足音から向かってくるヤクザの人数を割り出したりも出来るようです。

あと、綺麗な目が特徴的で、「なんて綺麗な目・・・」というところも印象的でした。

敵も魅力的

なんといっても、この物語でキャラが突出しているのが、今の所アキレスでしょう。

ライオンを食したり、グラサンに短パンの奇抜ないで立ちとトリッキーです。

また、運動神経も人間離れしており、片手で車のドアをちぎってブーメランのように投げて来るなどびっくりしました。

それゆえバトルも緊迫感や疾走感があってどう逃げるかが面白くなってきました。
続きがめちゃ気になります。

Twitterでの反応

まとめ

いかがだったでしょうか?

普通に読めば、任侠もので、トンデモな敵が出てるなと思ってしまいがちですが、このタイトルと歴史を知るとより楽しめます!

また、ちょこちょこギャグも挟んで来てるし、絵もきれいなので読んでいて飽きないです。

今後の展開次第では、もっと人気が出そうな感じを受けます。

みなさんも是非、読んでみて下さい!

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