

みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。
少なめに言っても面白過ぎるファンタジー「黄泉のツガイ」をご紹介します!
概要
こちらの作品は、「月刊少年ガンガン」にて連載中です。
作者は、「荒川 弘」さんとなっており、2022年6月に1巻が発売されました。
荒川さんは、あの名作と名高い「鋼の錬金術師」や「銀の匙」の作者です。
以下は試し読み出来る「ガンガンオンライン」のアドレスです。ぜひ、読んでみてください!
https://www.ganganonline.com/title/1327
あらすじ
山奥の小さな村で暮らす少年のユルは、野鳥を狩り、大自然の中で静かに暮らしていた。しかしユルの双子の妹のアサは、何故か村の奥にある牢の中で「おつとめ」を果たしているという。それはまるで幽閉されているかのように…。 穏やかな村に浮かぶ不自然な謎、この村に隠された秘密とは一体…!?
ガンガンオンラインホームページより引用
登場人物(ネタバレあり)
ユル:主人公、16歳
1巻の表紙。妹想いの優しい性格だが、一方、敵には容赦しない。何故か妹より保護対象としてみられている。左右様をツガイとして使う。ユルという名前は「夜」から来ている。
アサ:主人公の妹(本物)
黒髪、ロングの黒髪。眼帯をしている。「解」の力を使う。全ての結界等を破る。アサという名前は「朝」から来ている。村では、ニセモノを幽閉し、本物と見せることで、下界に興味を持たせないようにしてユルを留まらせていた。
ガブちゃん:敵
ツインテール。ガブリエルというツガイを使う。村の大人を攻撃する。子どもは襲わない。
デラさん、ハナちゃん:ツガイの番人
村にやってくる商人かと思いきや、ツガイ小者。「田寺家」(たでら)の者。主人公を下界で守る。
影森家(かげもりけ):アサが身を寄せている分家
ここにガブやアサも所属している。
見どころ・感想など(ネタバレあり)
面白い世界設定
携帯も使えているような現代社会において、結界を張って現代社会と隔離されている村に主人公は生まれ育っているところが、まず以て面白いところです。
主人公は飛行機や車等を見たこともなく、弓矢で狩猟をして暮らしていました。
そこに敵(妹の本物)がヘリで攻めてきたものですから、そりゃ読者は、「え?」となりますよね。
そして、ユルは敵から逃れるため、結界の外の現代社会である「下界」に逃げ込みます。
しかし、見たこともない車や携帯電話等にびっくりしてしまいます。
また、ツガイも参加しての掛け合い漫才みたいになるところも面白いし、主人公達の現代社会への理解が(雑)って出るところが最高!
ツガイを使った能力バトルに期待
次に面白いのが、「ツガイ」と呼ばれる能力です。(いわゆるジョジョのスタンドのようなもの。しかも、本当に名前通りに1つのツガイは、対になっている)
主人公は、「左右様」と呼ばれるツガイと主従関係を結び、戦闘を行います。
また、ツガイは見える人もいれば見えない人もいて、故意に姿を見せることも出来、能力も様々で神様クラスもいるというところも興味深いところでした。
しかも主人公と妹は「解」と「封」という別の能力まで持っているようでし、こりはワクワクしますなあ。
主人公の謎もワクワク要素
双子の妹がいて、「お務め」と称して、座敷牢に閉じ込められていました。
しかし、その妹は、「ニセモノ」であり、本物の妹が主人公のユルを保護しに来ます。それと、ニセモノを作ったのは、ユルが逃げ出さない為?という会話もあり、謎でした。
しかも本物の妹は、村のことを心から憎んでおり、「兄以外は殺す」とまで言っていました。
だけど、生まれた時は、「ツガイを統べる昼と夜を分けるもの」と呼ばれていた「運命の子」のような扱いでしたし、一体何があったのか気になりますね。
それから、主人公の両親はアサを連れて結界の村から逃げているところにも何か秘密がありそうですね。
どれをとっても面白い要素ばかりでワクワクしてしまいました。
Twitterでの反応
#黄泉のツガイ
— さわ氏 (@s1r_what_she) June 14, 2022
さすが荒川弘先生!
世界観や設定、ワクワク要素がてんこ盛りで面白く無いわけない
ユルを縛っていた村の秘密や、アサが何故下界に連れ出されていったのか、両親は健在なのか、「ユル」と言われる場所は何処か
色々な伏線を孕んで終わった今巻の続きを今か今かと楽しみにしてる pic.twitter.com/uUEYXwmDlT
『黄泉のツガイ』読了。
— たけのこ(マンガ) (@gGn2Z5Um6iUqvwg) June 11, 2022
荒川弘先生の最新作。時代ものか……?と思わせてからの超展開。これだけ謎の多い導入を読者に受け入れさせてしまう説得力。キャラクターの強さ。アクションのかっこよさ。今作もアニメ化待ったなしの看板マンガの爆誕ですね。やーほんとすばらしいです。 pic.twitter.com/d5XQVg8y3i
荒川弘『黄泉のツガイ』1を読了。久々のオリジナル伝奇長編アクションで、思う存分想像力を発散させている。江戸時代の話かと誤導され、座敷牢の妹を見せられ物語を先読みした気分になり、だがすべては作者の掌で転がされていた! ツガイの造形が凄い。巨大な歯だの提灯鮟鱇だの。近頃稀な快作です。
— 辻 真先 (@mtsujiji) June 13, 2022
荒川弘『黄泉のツガイ 1』(ガンガンコミックス)読了。
— Elma(えるま) (@tomeria_oOo) June 13, 2022
さすがの面白さです。一気に読んでしまいました。どこかで誰かが言っていた「絵の上手い人は多いけど、漫画を描くのが上手い人はそう多くない」は格言だと思います。荒川センセイは漫画を描くのが上手い人。 pic.twitter.com/TMqCTjhBpt
まとめ
如何だったでしょうか?
いやー少なめに言っても、面白すぎでしょ!この設定で、この能力バトルにこのキャラ立ちしたキャラ達。
やはり、ハガレンの作者である荒川先生は、流石としか言いようがありませんなあ。
「オラ、ワクワクが止まんねぇぞ!」と叫びたくなるような1冊でした。みなさん、ぜひ、読んでみて下さいね。迷ったら、買いの一冊です。