迫りくる恐怖サスペンスホラー漫画「ガンニバル」感想

ガンニバル1巻
ワンダーパパ
ワンダーパパ

みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

2021年に完結したサスペンスホラー「ガンニバル」1−4巻

を読みましたので、紹介します。

概要

こちらの作品は、「週刊ゴラク」に2018年から2021年にかけて連載されていおり、現在は完結しています。

作者は、「二宮 正明」さんで、全13巻まで発売されていて、今後「ディズニー+」でドラマ化が発表されているようです。

下記は、試し読み出来るアドレスです。

https://www.nihonbungeisha.co.jp/book/b436928.html

あらすじ

山間の村「供花村」に赴任してきた駐在・阿川大悟。 村の人々は大悟一家を暖かく受け入れるが、 一人の老婆が遺体で見つかり、大悟は村の異常性に 徐々に気付き、ある疑念に囚われる・・・。 「この村の人間は人を喰ってる」ーー。 次々と起きる事件、村に充満する排除の空気、 一息も尽かせぬ緊迫感で放つ、 驚愕・戦慄の“村八分”サスペンス堂々開幕!!

日本文芸社ホームページより引用

登場人物(ネタバレあり)

阿川 大悟:主人公

元刑事であり、小児性愛者を娘の目の前で射殺する。そのことから、娘はショックを受け、笑顔がなくなる。転勤で、限界集落である「供花村」へ駐在としてやって来る。

阿川 有希:大悟の妻

巨乳。大悟の良き理解者。サバサバしている。

阿川 ましろ:大悟の娘

優しい性格。小児性愛者をかばおうとして、人質に取られる。そのことから大悟が小児性愛者を射殺し、ショックから喋れなくなる。

後藤家:供花村の地主で支配者の一族

次期投手の恵介を中心に結束が強く、食人を繰り返している。しかし、そのことをひた隠しており、どのような手段も使ってくる。

供花村の村人等

初めは優しくて気さくと思えていたが、大悟を監視しており、後藤家に報告していた。

見どころ・感想など(ネタバレあり)

田舎特有の恐怖

この作品の怖さのひとつが、田舎特有の結束があり、色んなことが筒抜けで噂になったり、村八分になりそうになったりするところがありました。

また、優しそうな村人達も実は、絶えず主人公一家を監視しており、疑心暗鬼となり、誰が敵なのか分からなくなり、人間不審になりそうなところもあります。

そして、恐怖を煽るのが、風習ですね。

人形の藁人形を燃やす祭りや顔を布で隠して死者を弔おうとする葬式がそうです。この現代においてもこのような田舎が残っていそうなリアルさが怖かったです。

カニバリズムの恐怖と後藤家

次に、カニバリズムの恐怖でしょうか。

実際に駐在の前任者は、後藤家が先導して食人を行っていると疑い、突き止めようとするのですが、行方不明になっています。

そして、その駐在の娘や奥さんの様子や証言、なにより駐在所の柱に残された「逃ゲロ」の文字がゾゾゾと寒気がしました。

また、後藤家の面々が、熊を駆除する為の猟銃をブッ放してきたりするのも相当イカれていて、次は真相に迫ろうとする主人公かーとヒヤヒヤしました。

それから、手段を選ばないところも家族にも被害が及ぶのではというところも怖かったです。

主人公を応援したくなる

謎に迫ろうとする主人公も相当にヤバイやつで、元刑事の時には容疑者をボコボコにしたりと切れやすい性格でした。

しかし、その一面が、みんなが恐怖する後藤家に勇ましく立ち向かい、手下の村人を投げ飛ばしたり、締め上げたりと脅しに屈しないで謎に立ち向かおうとするので、応援したくなりました。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?


すでに今年出た13巻で完結しているので、一気に最後まで読むことが出来ます。熱くなっていくこの季節にゾゾゾとする和風ホラーサスペンスものも良いかも知れません。

「ひぐらしのなく頃に」等が好きな方には特にオススメです。少しでも興味が出た方は、読んでみて下さいね。でわ。

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