圧倒的画力で期待の漫画「ガチアクタ」感想

ガチアクタ1巻
ワンダーパパ
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みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、圧倒的画力で話題の漫画「ガチアクタ」1巻を

読みましたので、ご紹介します。

概要

こちらの作品は、「週刊少年マガジン」に掲載されています。 

作者は、「裏那圭」さん graffiti design「晏童秀吉」さんで、現在、5月に1巻が発売されたばかりです。 

以下、試し読み出来るマガポケのアドレスです。 

https://pocket.shonenmagazine.com/episode/3269754496757736611

登場人物(ネタバレあり)

ルド:主人公 

物を大事にする性格。親は、いない(殺人犯?で奈落(ならく)に捨てられた)。目つきが良くないことを気にしている。生まれたときから手に 瘢痕のようになっており、痛みがあった。レグトのくれた手袋はそれを和らげてくれる ため、ボロボロだが愛用している。 

レグト:親代わりに育ててくれた

かっこいい髭親父。ルドを育てる。気さく。何者かに刺される。 ルドには、「自分」と「大切なもん」を大事にしろ、ものは大事にすれば「魂」が宿ると教えていた。

あらすじ

スラムで育った主人公の「ルド」たちは、「族民」として蔑まれていた。

そんなルドは、父親が罪人の処刑として「奈落」(ならく)に落とされたため、「レグト」に育てられる 。

スラムと分けられた居住区に忍び込んでは「ゴミ荒らし」(まだ使えそうなものを拾って来ていた)をしていたルドだったが、ある日がレグトが仮面の何者かに刺され、無実の罪で犯人扱いとなり、「奈落」に落とされる 。

そして、奈落で待っていたのはー という内容です。

見どころ・感想等(ネタバレあり)

圧倒的な画力で引き込まれる

元々は、「炎炎の消防隊」の大久保先生のアシスタントをしておられたようで、 大久保先生も「一目瞭然!これはガチ」と認める画力です!

何よりこの重厚な線によって 描かれる絵の遠近感とか迫力ある動きに圧倒されました。

読んでいくうちに、映画を見ているみたいに引き込まれてしまいました。

格差社会を描写

ルドは、スラム街のようなところで育ち、通常の市民と壁で隔たられた地域に 住んでいましたが、それでも後からそこは「天界」だったことが分かります。 

悪いことをすると罪人は「奈落」に落とされるのですが、この「奈落」 の底こそが通常の「地上」だったのです。 

つまり、天界はゴミを奈落である地上へ捨てて生活していたのでした。 

私は、これを読んでいわゆる格差社会の縮図みたいだと思いました。 

物を大事にする概念がいい 

こちらの作品のメインテーマに芥(あくた)=「ゴミ」について 取り扱われています。 

この作品の中で、「天界人」は、ゴミを極端に「汚れたもの」として嫌い、 下界である地上の「奈落」に投げ捨てています。 

それによって、地上の空気は、毒され、「班獣」という思念が核のゴミの敵を 生み出しています。 

この問題は、現代の大量生産、大量消費に疑問を投げかけるものだろうと勝手に思いました。 

また、反対にルドが使う「人器」については、長く大切に使用したものには「魂」 が宿るという日本古来の物に対する概念(八百万の神など)が現れているようで いいなと思いました。 

Twitterでの反応

まとめ

前々から話題となり、気になっていたこちらの作品ですが、いざ読んでみると圧倒的な画力と迫力で飲み込まれたました!

「人器」による能力バトルにも期待が持てますし、本当に続きが気になる漫画です。 

まだ未読の方はぜひ、読んでみて下さい!

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