世界観に魅了される漫画「アフターゴッド」感想

アフターゴッド1巻
ワンダーパパ
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みなさん、こんにちは!ワンダーパパです。

本日は、世界観に魅了される漫画「アフターゴッド」

1巻を読みましたので、ご紹介します。

概要

こちらの作品は、「裏サンデー」に掲載されていて、現在、2巻まで発売されています。

作者は、「江野 朱美」さんです。

下記アドレスから、試し読みができます。

https://urasunday.com/title/1755

登場人物

神蔵 和花(かみくら わか):主人公

ロングヘア。佐賀から、親友を殺した「神」に復讐する為に上京して来た。佐賀弁が凄い。

実は、凄い「力」を持っている。

時永 倖行(ときなが さちゆき):研究機関の研究員

眼帯をしている。イケメンで、和花に優しく、とても真面目。でも門番を買収しようとしたりとちょっとお茶目。元々は、獣医。

宇月 よん(うづき よん):神に力をもらった敵

神の部下。神から力をもらって、怪力、手が四本になる。

対神科学研究所:神に対抗する為の機関

ここでは、神に対抗する為、様々な研究が行われており、「対神用兵器」の「人造人間」が作られている。時永は、研究員の一人。

あらすじ

30年前から、日本は、「神」に侵攻され、東京をはじめとする一部地域は「危険区域」に指定されている世界。

「神」は、「IPO」と呼ばれており、巨大生命体。カメラ等には写らないし、攻撃が当たらない。

また、目を見ると身動きが取れなくなり、その息吹は、人間を液体にしてしまう。

「神蔵 和花」は、介護や虐待など家庭環境に恵まれなかった親友が「神」に会いに行って死んでしまったことから、「神殺し」を決意する。

そして、神を殺すために東京に来た和花は、研究員の「時永」と出会い、対神科学研究所の面々に出会うのだったーという内容です。

見どころ・感想など(ネタバレあり)

作り込まれた魅力的な世界観

この作品は、凄く良く作り込まれいて、巨大生命体である「神」によって荒廃した世界であることが分かって来ます。

また、神の目を見たら「身動きが出来ない」ことや息吹によって「体が液体化」するため、フルフェイスのヘルメットなどを被って生活を余儀なくされる世界です。

また、「人を殺さない神」や神を信仰する様な集団が神の力によって対神科学研究所の機関と対峙しているんですね。

ところどころに説明がなされているこの世界の設定が細かく練られていて、研究所の部署や役職など本当にそれっぽいなーと初めは訳がわからなかったこの作品にどんどんと入り込めていきました。

綺麗な絵と佐賀弁がいい

この作品の打倒すべき敵であり、1番の謎である「神」ですが、作者の細かな書き込みで非常に綺麗に描かれています。

また、「能力」を見せる作品の見せ場での主人公の見開きページにはゾクっと来ました。

それから、主人公は、佐賀の出身として設定されており、「佐賀弁」を方言として話すんですが、これも魅力的ですね。

「がば」(とても)とか、「〜しとー」(している)とか「〜じゃなか!」(じゃない)など九州地方の方ならなんとなく分かると思いますが、それ以外の地域の方は分からないかも知れません。(作中では、しっかりと意味がふってあります。)

だけど、私には方言を話す美女はとても魅力的に映りました。

主人公の能力と敵の謎

主人公のこの「能力」である「神の目」は、中三の時に発現したものであると分かって来ます。

また、「超回復能力」もあり、頭部を鉄パイプで串刺しにされても無事でした。

なぜこのような能力があるのかは、1巻では分りませんでしたので、今後、明かされていくものと思われます。

それから、敵である「神」や「力を授ける神」についても謎となっており、気になりました。

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

私は、すごく今後に期待が持てる作品だと思いました。

「東京喰種」みたいなダークさもありつつ、謎の巨大生物である「神」に立ち向かうという「進撃の巨人」みたいなミステリアスなところもあるし、バトルもある。

絵も好みだし、こりゃー2巻も読むかな!

まだ未読の方は、ぜひ、読んでみて下さい!この世界観に魅了されてしまいますよ。

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