漫画好き必見の漫画「これ描いて死ね」感想

これ描いて死ね1巻
ワンダーパパ
ワンダーパパ

こんにちは、ワンダーパパです!

現在、Twitterでも話題にあがっている漫画

「これ描いて死ね」を読みましたので、ご紹介します。

概要

こちらの作品は、「ゲッサン」(月刊少年サンデー)にて2021年12月より連載されています。

作者は、「とよ田 みのる」さんです。

代表作は、「金剛寺さんは面倒くさい」で、「このマンガがすごい!2019」でオトコ編2位となっています。

下記、「ゲッサン」のウェブから試し読みできますので、読んでみて下さい。

https://gekkansunday.net/work/4740/

登場人物

安海 相(やすみ あい):主人公

伊豆王島に暮らす高校生。漫画をこよなく愛している。中でも、「☆野 0」(ほしの れい)先生のデビュー作である「ロボ太とポコ太」を愛していた。この作品を愛し過ぎて、いつも妄想のポコ太が見えている。(他人には見えない)

手島先生:主人公の担任

ことあるごとに、相を「指導」してくる担任の女性教師。授業中に「ロボ太とポコ太」を読んでいるところを見つかり、没収され、指導される。その際、「漫画は嘘だ」「時間の浪費、無駄だ」と全否定してくる。でも実はー。

赤福:主人公の友達

女子高生だが、一人称が「俺」。毒舌のやりたい放題キャラ。

あらすじ

伊豆王島に住む女子高生の「安海 相」は、漫画をこよなく愛していた。中でも「☆野 0」(ほしの れい)先生のデビュー作である「ロボ太とポコ太」を愛している。

そんな時、東京で、「コミティア」(同人誌即売会)が開かれ、そこで10年ぶりに愛してやまない「☆野 0」(ほしの れい)先生が新作を頒布するというのだ。

どうしても新作が欲しい主人公は、友達の家に泊まると嘘をついて、東京へ出かけるのだった。

そこで、初めて「漫画は自分で描ける」ということに衝撃を受ける。

そして、いよいよ、ほしの先生に会えるという時、そこで待っていたのはーといった内容です。

見どころ・感想など

主人公の漫画への愛が最高!

この作品、まずもって主人公の漫画への愛にやられました!

伊豆王島という島で唯一の貸本屋の漫画を全部読んでいる主人公。

そして、その中でも「ロボ太とポコ太」という漫画を愛しまくっています。

授業中に漫画を読んでいて、担任の先生から職員室で指導されます。その時、先生は、漫画を全否定する言葉を主人公に投げつけます。

「漫画は、嘘。」「漫画は、時間の浪費。」

それに対して、主人公は、自分は子供の頃、友達が出来なくて漫画ばっかり読んでた。しかし、漫画を読んだら「ポコ太」が私を励ましてくれているような気がして、話しかけたら友達が出来たと言います。

「漫画は嘘じゃないよ。」

主人公の言うこの一言が、漫画への愛、それから漫画の持つ可能性、漫画が持つ無限の力を体現してくれていて私の琴線に触れました!

ポコ太のキャラが良すぎる

主人公の妄想が創り出している、漫画のたぬきキャラ「ポコ太」。

これがまた最高にイカすキャラなんですよねー。

主人公の漫画への愛が凄過ぎて、他人には見えてない親友のポコ太が色々と主人公に助言してくるんですけど、こいつが本当に盛り上げ役。

そして、私が気に入ったのは、「こうゆう時、漫画の主人公なら・・・」

と言って、一番イカす行動を主人公が選択するように勇気を出させるんですよね。

この考え方がマジいいわ!

下手な自己啓発書買うなら、この漫画読みなさいと言いたくなりますね。

そして漫画の創作へ

この作品、結局は、主人公は、漫画への愛が高じて仲間と協力して漫画を創作していくようになります。

そして、初めて読むことから、生み出す事の「産みの苦しみ」を味わうことになります。

しかし、そこは漫画愛への力が溢れる主人公、下手なりに試行錯誤を繰り返し、少しずつ上手くなっていきます。

1巻の終わりでは、ライバルも登場。

これから、どうなっていくのか楽しみ過ぎです!

Twitterでの反応

まとめ

如何だったでしょうか?

この作品は、非常に良き、良き、良き漫画ですねー。

これから漫画を創作していくに従って、好きだけでは済まされない「趣味」から「全力」に変わっていくのでしょうか?

そして、タイトルにあるような「これを描いて死ぬ」となるのでしょうか?気になり過ぎます。

令和の「まんが道」になる予感。

どちらにせよ、漫画好きにはたまらない漫画愛に溢れた作品ですね。漫画が好きなあなたには必見の漫画です!!

ぜひ、読んで、どっぷりと漫画愛に浸かってみて下さい。

タイトルとURLをコピーしました